鏡を見て肌を気にする女性

ニキビが出来てしまう人の場合、中には不衛生だったりお手入れが悪いからできてしまう、という事もあります。ですが、意外とそれだけとは限りません。例えば皮脂の過剰分泌が原因の場合は脂肪分の多い食事が原因だったり、メイクアイテムとの相性やコスメとの相性が原因だった、という場合もあります。とはいえ、必ずしもしっかりケアをすればいいわけでもないようです。体に出来たニキビまで含めて、それぞれの原因や対策は違ってきます。

ニキビの原因は「皮脂」にある!

ニキビのそもそもの原因は何かというと、ずばり皮脂が原因という事が多いのです。というのもニキビの原因については色々な要因がありますが、直接的な原因としては皮脂が多い事に尽きるでしょう。

皮脂とは、皮膚から出る脂肪分のことです。脂肪分というと嫌なイメージかもしれませんが、油分は肌を守ったり、保湿をしたり、肌の状態を保ってくれる表皮常在菌のえさになるなど、多くの効果があります。このため、まったく分泌されないとそれはそれで困った事になってしまうのです。

一方、この皮脂が過剰分泌されることによって、ニキビが出てしまったりひどくなる、というケースがあります。

この理由は様々で、例えば食生活が影響することもあれば、新陳代謝が活発で分泌が激しい時もあります。割合若い時は分泌が激しいとされ、肌荒れや吹き出物の要因となることも少なくありません。

その一方で、肌の乾燥を守るためにひどく分泌されることもあるでしょう。皮脂を過剰に取り除きすぎることでも、過剰分泌の原因となる事があります。

また、皮脂は肌の汚れや死んでしまった細胞と混ざって毛穴に詰まる事があります。これを角栓といい、角栓は毛穴の閉塞を発生させると同時に、毛穴に脂をためてしまいます。その程度や度合いによって症状のひどさは違ってきますし、肌の滑らかさにも影響を与えかねません。

このため、基本的には皮脂をしっかり取り除く事で対策が出来るとされていますが、明らかにとりすぎても今度は乾燥からくるニキビが出来てしまう事があります。また、乾燥だけではなく取り除く際の摩擦が理由となって肌の抵抗力が落ちて、という場合もあるかもしれません。

ニキビの原因はアクネ菌の増殖という意見もあります。増殖する理由としては肌にいる表皮常在菌のバランスが崩れたことによるもので、特に肌の潤いが足りなかったり、油分が過剰な場合はアクネ菌の増殖がしやすくなる傾向があります。
このため、皮脂はそもそも分泌させ過ぎないことが大事です。ですがその一方で過剰分泌になったときには適切にケアをして取り除くなど、適切なケアが大事になってくるでしょう。過剰分泌の時と乾燥して不足しがちな時ではまた対策が違ってくる、という事を覚えておくといいのです。

ニキビにも種類があります

ニキビについてはいろいろな種類があり、また原因があります。特にニキビの場合、色によってニキビの種類は変わってきます。

まず、白ニキビといわれる種類は多くの場合はあまり目立つことはありません。ですが、意外といろいろな人の皮膚にぽつんとできることはあります。これは肌に角栓が出来て毛穴の閉塞を起こしているだけの状態で、まだ毛穴そのものは炎症を起こしているとは言い難い状況です。このため肌に負担になりにくく、あまり目立たないことが多いので美肌だと感じる人もいるでしょう。大きくなってくると少しずつ目立ってきますし、皮脂が毛穴にたまるとより状態が進みやすくなります。

次に、黒ニキビといわれる状態です。これは毛穴に皮脂が溜まっていることは間違いないのですが、さらに毛穴が開いているので黒っぽく見える、という状態に過ぎません。この状態は毛穴の閉塞もなく、毛穴にたまった油分が酸化して黒っぽく見えるため、黒ニキビといわれています。

最後に、赤ニキビはかなり多くの人が想像するニキビの状態でしょう。赤くぽつんとできているため、痛々しく見えたり、かゆみや痛みを伴うこともあります。これは毛穴に油分が溜まり、さらに炎症を起こしている状態です。アクネ菌の増殖だけではなく様々な雑菌が溜まっているため、洗うことが基本のケアとなってくるでしょう。

さらにそのほかにも、赤ニキビから進行して膿が溜まった黄ニキビ、炎症がひどくなって紫色になったもの、などもあります。色によって種類はありますが、主に白ニキビと黒ニキビは軽度ですが、赤になると中程度ひどく、さらに黄色や紫になるとよりひどくなるとされています。状態がひどくなればなるほど専門の皮膚科などにかかった方がいいとされており、また生活改善や肌の調子を改善する必要が出てくるでしょう。基本的にホルモンバランスなどよりも、毛穴の閉塞やアクネ菌の増殖を防ぐ方がいい場合もありますし、それいがいの施術が必要な場合も出てきます。

できる場所によっても治療法や内容は違いますが、基本的にこのくらいのことを知っておけば問題はありません。ですが、対処法はそれぞれの状態によって違います。そのことは確認しておいてください。